お知らせ

2015年8月20日

夏風邪

久しぶりに夏風邪をひいてしまいました。咳を我慢すると息苦しくなり、本当につらい思いをしました。

咳には痰を伴わない、乾いたような乾性咳と痰を伴う湿性咳があります。
私の風邪は湿性咳で、一般的には咳止め薬は使いません。痰のなかには細菌やウイルス、埃、塵芥などが混ざっていて気管支の中から出て行かないと症状が悪化してしまう可能性があるので通常、咳を止めてはいけないと言われています。

気管支分泌線が腫れると痰が過剰に分泌されて咳がでるので、腫れを抑える薬や痰を柔らかくしたり、気道にはえた繊毛の動きをよくする薬、のどを滑らかにする薬を使います。

さらに、気管支炎も起こしていたようです。炎症がなくならない限り咳は止まらないことが多いので、1週間ほど苦しみました。

咳を放置すると深刻な病気、例えばマイコプラズマ肺炎、慢性気管支炎、気管支拡張症、COPDなどの治療が遅れることもあります。
咳が止まらないなどの症状があれば、たかが風邪と思わずこじらせる前に受診しましょう。

でも、一番いいのは風邪をひかないようきちんと睡眠をとり栄養のあるものを食べることなど、体調管理をしっかり行い予防対策を行うことですよね。

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