お知らせ

2017年5月30日

認知症サポーター

先日、地域の薬剤師会の勉強会に参加しました。お題は「認知症サポーター養成講座」
でした。この時私は、認知症サポーターという言葉を初めて知りましたが、
平成29年3月31日までに、すでに880万人以上の人が受講しているようなので、
ご存知の方や、すでに受講された方もいらっしゃるかもしれませんね。
受講したことで、少しかもしれないですが認知症の方への理解が深まった感じが
しました。

認知症の方が道に迷ってしまった時は、どんなふうに感じているのでしょうか。
いつの間にか知らない場所にいて、見知らぬ人が声をかけてくるけど、
何を言っているのか理解できない。そして声はどんどん大きくなり怒っているようだ。
そんな世界は怖いですよね。

耳が遠いのかと思って大きな声で話しかけることはよくありますが、
認知症の人は色々なことがすぐには理解できないのです。
そのことを認識していないといけないと学びました。
認知症の方との接し方として、まずさりげなく様子をみる。そして自然な笑顔で
できるだけ一人で声掛けをする。声掛けは後ろからではなく、視界に入ってから行う。
穏やかに、ゆっくり、はっきりと話す。なるべく相手に話してもらい、急かさない。
驚かせない、急かさない、自尊心を傷つけない、否定しないというのが
ポイントだそうです。          認知症サポーター

なかなかためになる講習会でした。
皆さんも機会があれば受講してみると
良いと思います。

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