
近年、地震・河川の氾濫・土砂崩れや山火事等々、災害がより身近になった気がしませんか?
避難所生活を伝えるニュースも見かける機会が増えました。
その避難所で今必要なもののアンケートをとったら、トイレが一番必要とのこと。
仮説トイレは排泄物の処理が適切に行われないと感染のリスクが増加します。特に災害初期では水や電力の供給が停止し、洗浄や消毒が難しくなります。トイレの配管の破損も多いので避難所に「マンホールトイレ」を設置している自治体もありますが、充分ではありません。
トイレの衛生が保たれないとすぐにノロウイルス感染など胃腸の感染症が起こってしまうリスクがあります。
また、エコノミー症候群の危険もあります。トイレを気にして水分を控え、脱水症状が続くと血栓ができやすくなり、血栓が血管を流れて肺に詰まると肺塞栓、脳に詰まると脳梗塞を起こします。
いつでも簡単に使える携帯トイレなど家庭での備えが大切です。
携帯トイレの備蓄は最低3日分、できれば7日分あると安心です。
1日5回トイレに行く人であれば5日×3日分=15回分を人数分用意すると良いようです。
インターネットでも災害時のトイレの作り方が様々紹介されています。
事前にトイレの作り方を確認しておくことも良いでしょう。