冬の乾燥は、肌や粘膜の乾燥、脱水、感染症のリスクの増加など、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
〇肌や粘膜の乾燥
・肌のバリア機能が低下し、ウイルスやアレルギー物質が侵入しやすくなる
・肌が白く粉を吹いたり、荒れたりすることがある
・喉が痛くなったり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなったりする
〇脱水
・体内の水分が失われることで血液がドロドロになり、脳梗塞が起こりやすくなる
〇感染症のリスクの増加
・鼻やのどを守っている粘膜がダメージを受け、有害な物質を体外へ出そうとする機能が
低下する
・ウイルスが活発になり、咳やくしゃみで遠くまでウイルスをまき散らしてしまう
冬の乾燥による健康への悪影響を防ぐには、こまめな水分摂取や加湿、保湿などを行うことが大切です。
【対策方法】
1.こまめに水分を摂取する
2.加湿器を設置する、調湿機能付き空調システムを使用する
※冬に暖房をつける際は、加湿を同時に行うことがとても重要
3.マスクを着用する
※鼻やのどの粘膜を潤すことができる
4.湯船やシャワー、家事の際の湯温はぬるめにする
5.洗顔や入浴後すぐに、保湿効果が高いスキンケア用品を使用する
6.たんぱく質やビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビオチンを含む食材を積極的に摂取
する(バランスの良い食事)
対策をしっかり行い、健康にこの冬を乗り切りましょう!