寒暖差の激しい日が続いていて体調管理が難しいですね。これからの時期によく聞かれる「ヒートショック」という言葉。
急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳卒中等の健康被害を引き起こす様をさす言葉です。
ヒートショックのリスクが高いのは、お年寄りのほか、高血圧や心臓の持病がある人などですが、 若い人でも、スマートフォンを見るなどして長風呂をする場合、食事後飲酒後にお風呂に入る際には注意が必要です。
血圧が急に下がることで転倒やめまいを起こしたり、意識を失ったりしてけがをしたり湯舟で溺水したりすることがあります。
急に寒くなったこの時期はまだ体が慣れていないので、ヒートショックを引き起こしやすくなります。
ヒートショックを起こさない為には、まずは温度差をなくすことがいちばん大切です。
①脱衣所や浴室を温めるなどしてリビングとの温度差を5度以内におさめる
②お風呂の温度は40度程度にとどめる
③入浴の時間は10分程度にとどめる
④もし家族が入浴して10-15分以上音沙汰がなければ、できる限り様子を見に行く
など、注意しましょう。