1日中立ち仕事をした後や事務仕事で座りっぱなしだった日の夕方などに、足がむくんで重たかったり、靴が履きにくかったり、足がだるくて夜眠りにくかったり・・・そのような経験はありませんか?
そんな時の対策は、お風呂で温めて血行を良くしたり、足のマッサージをすることなどがあります。
もちろん入浴は心身ともにリラックスさせてくれるので、良い対処方法ですが、そもそもむくみが起きないようにできれば一番良いですよね。
実はむくみは心臓、腎臓、肝臓の疾患や下肢静脈瘤、深部静脈瘤等、その他様々な病気が原因の場合があります。
もし足だけでなく手や顔のむくみもあり、体のだるさなどが伴うようであれば、まずは病院を受診してこれらの病気ではないかを確認することが必要です。
特に病気でなければ、足のむくみ対策として着圧靴下も有効です。
心臓から出た血液は全身をめぐってまた心臓に戻ります。
足のむくみは、血液が足に滞ることによりおこります。
着圧靴下は足に圧力をかけることで、足の血液を心臓に向けて送って全身の血流を良くします。
足ではふくらはぎの筋肉がポンプの働きをして、心臓に血液を送り返します。
しかし、筋力が低下して血液を送れなくなってしまうとむくみがおきてしまうので、着圧靴下で加圧してあげるわけです。 きちんと体に合った着圧靴下を正しく装着することで、むくみがおきにくくなります。
一度試してみるのも良いかもしれません。
尚、着圧靴下には靴下の繊維による皮膚炎などのリスクもあるので、皮膚の弱い人は気をつける必要もあります。
人は起きている時は常に心臓が高い位置にあります。
足は心臓より下部にあるため、血液を上部の心臓に送るにはかなりの圧力が必要ですが、体を横たえれば心臓と足の位置は平板になり、血液はスムーズにながれます。
昼間の仕事の合間に横になれれば、血流がよくなり、少しはむくみが解消できるかもしれません。
また自分でふくらはぎをマッサージするのも、ポンプの手助けとしておすすめです。
むくみの不快感をすこしでも解消して快適な日常を過ごしたいですね。