梅雨が終わると楽しい夏ですね。山や海のレジャーやイベントの楽しい季節ですが食中毒の発生しやすい季節でもあります。食中毒を予防する為には3つの原則があります。
『つけない・増やさない・やっつける』
☆つけない
・食中毒の原因菌やウィルスを食べものに付けないよう手を洗う。
・生肉や魚を切ったまな板は調理のたびに小まめに洗う。加熱しない食品を先に扱う。
・食品を保管する時は密封できる容器やラップを使用する。
☆増やさない
・低温保存は大切。(細菌は10℃以下では増殖が遅くなり-15℃以下では増殖が止まる)
・肉、魚、野菜など買ったら出来るだけ早く冷蔵庫へ。冷凍庫でも細菌が死んでいるわけではない為、過信せず早めに食べることが大切。
☆やっつける
・食中毒の予防には肉や魚、野菜も火を通す。特に肉は中心部を75℃で1分以上の加熱が目安。
・調理器具は洗剤でよく洗ってから熱湯をかけて殺菌する。台所用殺菌剤の使用も効果的。
食中毒かなと思ったら
おう吐や下痢の症状は原因物質を排除しようという体の防御反応です。市販の下痢止めなどむやみに服用せず早めに医師の診断を受けましょう。
食中毒は簡単な予防方法をきちんと守れば予防できます。暑い夏を元気に健康に乗り切りましょう!!