メタボリックシンドロームは、身体の中に内臓脂肪がたまってしまい高血圧や糖尿病、脂質異常症などを引き起こすと考えられています。
健康診断などで『メタボ健診』などと言われお腹周りを測るのは、この内臓脂肪の蓄積具合を見ている、ということです。
メタボリックシンドロームの改善(=内臓脂肪蓄積の改善)には、食事管理と運動が重要な要素となります。お腹周りに脂肪がたまってしまうのは一般的に過食と運動不足が原因と言われます。普段の生活を見直すことで改善することは可能ですが、仕事で食事が不規則の方や運動する時間が取れない方などはなかなか難しいと思います。
メタボリックシンドローム改善のための方法として、『特定保健指導』というものがります。
これは、健康診断(加入している保険者が行う特定健康診査)の結果をもとに保険者から連絡が来て、メタボリックシンドローム解消のための指導が受けられるものです。タブレット端末などを利用して手厚くフォローしてもらえるところもあるみたいです。
メタボリックシンドロームは万病の原因となります。診断された方は“まだ大丈夫”ではなく、“今から始めよう”という意識が大事かもしれませんね。