いよいよ、高齢者への接種も始まり当薬局も患者さんから質問を受けるようになりました。
多い質問は「接種を受けてよいか」ということです。
一般に以下の方は受けることができません。
・明らかに発熱(通常37.5度以上)している方
・重い急性疾患にかかっている方
・ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症の既往がある方
また、一般に以下の方はかかりつけ医にワクチン接種の可否を確認する必要があります。
・過去に免疫不全の診断を受けた方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
・心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患がある方
・過去に予防接種を受けて2日以内に発熱や全身性の発疹などアレルギーが疑われる症状
がでた方
・過去にけいれんを起こしたことがある方
・ワクチンの成分に対してアレルギーが起こる恐れがある方
また、このワクチンは筋肉内に接種することから「抗凝固療法を受けている方」、「血小板減少症または凝固障害のある方」は、接種後の出血に注意が必要とされています。
接種後に接種部位の痛みが出たり、倦怠感や発熱、頭痛、関節痛などを生じることがあります。できるだけ接種当日、翌日には無理をしないですむような予定をたてるようにしましょう。予約が取れた方は接種当日にむけ体調を崩さないようお過ごしください。
出典:厚生労働省HP(詳しくはこちらで確認できます)
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/