お知らせ

2012年11月28日

この季節に気になる静電気とは

静電気とはどういうものなのかを簡単に説明すると
スタッフメッセージ函南1-1ものはすべて+と-の電気を帯びていて、イメージとしては(図1)のように+と-がペアになっていると思ってください。そして、2つのものをこすり合わせると-が移動して(図2)のようになります。(図2のA)のように-が多い状態をマイナスに帯電している、(図2のB)のように+が多い状態をプラスに帯電しているといいます。そしてこのように物質に帯電した電気のことを静電気といいます。
この時期に、ドアノブや車などを指で触った時に”ビリッ”とすることがあると思いますが、それは衣類と体の摩擦によって生じた静電気が、乾燥していることによって空気中の水分を通して放電できず、体に帯電しているからです。そして金属に触れた時に指先を通して放電するのでそのような現象が起きます。それを改善するためには加湿器などで乾燥を防ぐか、ドアノブを指先より面積の広い手のひらで触ると少しは良いと思います。

また、衣類の組み合わせにより静電気の起きやすさを変えることが出来ます。
右の表は帯電のしやすさを示したものです。
右に行くほどプラスに左に行くほどマイナスに帯電しやすくなります。
スタッフメッセージ函南2-1このうちプラスとマイナスが離れている組み合わせほど静電気をためやすくなります。
そこで、衣類を重ね着するときには、できるだけ同じ素材のものに、それが不可能であれば右の表の近いところの組み合わせにすれば静電気をなるべく減らすことが出来ます。

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