危険ドラッグとは以前まで「合法ドラッグ」、「脱法ドラッグ」、「デザイナーズドラッグ」とも言われていました。
ハーブや芳香剤など人体摂取を目的としないかのように偽装して販売されていますが、マリファナなどに含まれるような成分を吹き付けて覚せい剤や麻薬と似た効果を表したものもあります。
覚せい剤や麻薬と似た興奮作用や幻覚作用があり、死の危険もあり、人生の破滅に繋がりうるものですが、脱法や合法などと呼ばれていたためか、違法性の認識が薄く、怖いというイメージも少なかったため、乱用されることがありました。
しかし、覚醒剤や大麻などの薬物は、依存性があり脳や体に様々な悪影響を及ぼします。これらと類似の化学物質を含む危険ドラッグも同じ危険が潜んでおり、特に危険ドラッグの一種である脱法ハーブを吸引して重大な事故を起こしたり、救急搬送される事件が急増し、死亡したりするケースも多く発生しています。
危険ドラッグは持たない、もらわない、買わない、使わないことが大事です。