お薬の効き目や副作用のチェックに欠かせない、血液検査。
自覚症状がなくても血液からいろいろなことが分かるのです。
ASTやALT:
肝機能を調べます。心疾患や筋疾患でも値があがります。薬の副作用で肝臓に影響を及ぼしてしまうこともあります。
クレアチニン:
腎機能を調べます。腎臓の働きが悪いと薬によっては量を減らすことも。
HbA1c:
過去1~3ヶ月の平均血糖値が分かります。例えば検査前に食事量を抑えて血糖値を下げても、この値が高いとコントロール不良になり得ます。
コレステロール系:
現在は総コレステロールよりもLDL、HDL、中性脂肪各々の値に重点が置かれています。
善玉即ちHDLは高いほうが、反対に悪玉即ちLDLと中性脂肪に関しては低いほうがよいと言われています。
チクッと痛い血液検査ですが、ぜひ健康管理に役立てていただけたらと思います。
尚、基準値については各々の検査機関や疾患によって左右されることもあるため省略させていただきました。