平成26年3月31日、法改正により利用者自らが採血した血液について、民間業者つまり薬局などでも血糖値や中性脂肪などの簡易な検査が実施できることになりました。といっても血液を扱い、届け出も必要なので実際に行う薬局はまだ少ないと思います。
今後の高齢者社会のことを考えると自分で自分の健康は守るという考えは大切なこととなってくるのでしょう。法令改正もこの考え方の推進の一歩なのでしょう。
2025年は団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる年で、4人に一人が75歳以上という超高齢者社会になってしまうのです。そのため医療介護福祉サービスへの需要に社会保障財政が追いつかなくなるのではと懸念されているのです。
残されたあと10年、調剤薬局にできることはなんでしょう。
まずは、私達の薬局に訪れてくださる患者さんが、自分の体や自分の健康に興味を持っていただけるよう頑張ろうと思います。
寝たきりや認知症になる方が少しでも減りますように!!