お知らせ

2019年2月27日

2019.猛威をふるったインフルエンザ

今年のインフルエンザの流行はすごかった。
過去20年で最多といわれていますね。
ようやく落ち着きはみせてきましたがこれからはB型がまた流行するかもしれません。
そのため一度かかった人でもまだ注意が必要です。
治療薬としては、タミフル・リレンザ・イナビル、注射薬のラピアクタ、今年からはゾフルーザ、漢方で麻黄湯などがあります。
また、予防薬としては補中益気湯が知られています。ちなみにタミフルの原料は中華料理で使われる八角ですが、残念なことにそのまま食べても効果はありません。食物での予防には生姜がよいとされています。また今年になってから紅茶も良いのではと話題になっていました。

インフルエンザの予防接種のワクチンは毎年のように足りなかったとか、マスクうさぎ
今年は打てなかったという話を聞きます。
その原因は毎年違うように感じます。
どうしても予防接種を打ちたい人や、
特に慢性疾患がある方・高齢者・小さいお子さんは10月くらいから  かかりつけの医療機関で相談をした方がよいかもしれません。
だいたい2週間でききはじめ、効果は5か月続くと考えられています。

それではかかってしまったときはどうしましょう。
お薬は早くから使うほうが効果があるといわれています。そのため薬剤師は手渡したらなるべく早く服用や、使用開始をお願いしています。
症状としてはふつうの風邪と同じように、咳・のどの痛み・鼻水などもでますが、高熱・頭痛・関節痛・筋肉痛・全身のだるさが急激に同時にあらわれてくるのも特徴です。小児ではインフルエンザ脳症、高齢者では肺炎などを発症し重症化することがあるので気をつけましょう。
インフルエンザにかかってしまった場合、「発症後5日経過し、かつ解熱してから2日目まで」が外出自粛の目安とされていますが、はっきりとはウイルスがいなくなったかわからないためしばらくはマスクを着用するようにしましょう。

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