お知らせ

2018年8月29日

救急絆創膏(救急絆)を使った湿潤療法による傷の手当について

最近、ハイドロコロイドというポリウレタンフォームなどの高分子化合物でできた救急絆があるのをご存知でしょうか。
これは湿潤療法と言われる治療法の原理を応用したものです。 ケガ
一般に、湿潤療法において大切なことは、
1.外部の刺激から傷口を保護すること
2. 湿潤環境を維持すること
です。
この治療法は自己治癒能力を高め、傷あとが残りにくく、早くきれいに治ると言われています。

ハイドロコロイドを用いた救急絆は、傷を密閉して外部からの水や菌の侵入を防ぎ、体液をゲル状にしたり吸収したりして適度な湿潤環境を保つことで、上記の2点を満たし、湿潤療法を手軽に実現した製品です。これを使用するときは、基本的に消毒薬で消毒せず、傷口を水でよく洗い流し救急絆を貼ります。
但し、大きな傷や傷口に異物が入っている時、また動物に引っかかれた時などは、自己流で対処せず、医療機関を受診しましょう。

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