夏休みにレジャーに出掛ける方も多いかと思いますが、外では蜂の被害のニュースが毎年出てきますね。蜂に刺されない予防法として、白い服、帽子を選び、黒は避けましょう。黒は攻撃の対象となります。香水などにおいにも反応するので注意しましょう。
予防しても刺された場合の対処法と応急処置についてご紹介します。
【対処法】
①刺されたらまず現場から離れ、安全を確保する。
②全身症状or局所症状、どちらか判断する。
(全身症状:喉のつまり・しびれ・蕁麻疹・血圧低下など。)
全身症状ならすぐ病院へ、局所症状なら応急処置をし病院へ。
【応急処置】
①ミツバチは針が残るのでピンセットで抜く。
スズメバチなどは針の構造上残らない。
ピンセットがないときは、カードを使用する。
(カードで肌の表面をこすると、針を抜くことができる。)
手は毒が付着する恐れがあるので、使わない。
②毒を絞り出し、流水で流す。
蜂の毒はタンパク質で水に溶けやすいので水で洗い流す。
昔は尿をかけると良いとされていたが、尿のアンモニアでは蜂の毒を中和できず、
不衛生な為やめる。
③赤く腫れるようなら抗ヒスタミンが配合されている虫刺され用の軟膏を塗る。
④冷やす。
⑤病院へ。
いずれにしても自己判断はせず、必ず病院を受診しましょう。