今年は例年以上に猛暑になるということを耳にします。 子どもは大人より体温が高く新陳代謝が活発なため、よく汗をかきます。 日ごろから暑さ対策をすることにより、
熱中症や肌トラブルなどの予防につながります。
◎服装選びに気を付ける
汗をよく吸うコットン素材の洋服や肌着など、通気性や 吸汗性のあるものを着せるようにします。 例えば、黒色系の洋服は熱を吸収しやすいので、 汚れるのを覚悟で(笑)白色系の洋服にすることにより 熱がこもりにくくなります。 ノースリーブなどはかえって汗を吸わないこともあり、 『あせも』の原因となってしまうこともあるそうです。
◎皮膚を清潔に保つようにする
キレイなタオルで汗をやさしくふき取ってあげるようにします。 シャワーで洗い流すときは、石鹸などで洗いすぎると皮膚を傷つけることもあるので 気を付けてあげてください。必要に応じて日焼け止めを使うこともあるかと思い ますが、肌への負担を考えて帰宅後は早めに洗い流すようにしましょう。
◎こまめに水分補給をする
外を歩いている時のアスファルトなどの照り返しからくる熱や湿気は、 背が低く顔の位置が地面に近い子どもにはより影響を受けやすいものになります。 ベビーカーも同様に熱がこもりやすくなります。 また、激しい運動をしていなくても気づかないうちにじわじわと汗をかいていることも ありますので、のどが渇く前に少しずつでもこまめに水分補給をさせることが 大切です。 子どもはまだ体温調節がうまくできないため、自分の状態に気付かずに遊びに 夢中になってしまい、元気にしていると思ったら急に具合が悪くなることもあります。
状態をよく観察してあげて楽しい夏を満喫しましょう！